ベスト8の残り3枠を射止めたのはT1・CFO・TES

非常に面白い試合が多かったこのスイスステージもいよいよ大詰め。上図の通りCFOとTESが順調に駒を進めた(TESがBLGに勝ったのは若干番狂わせ?ただ、このWorldsのパフォーマンスだけで見るとBLGが負けたのは妥当な気がしています。)後の注目のT1対MKOIの1戦。上図は1ゲーム目をT1が奪取した時の模様。そしてそこからの

2ゲーム目はこんな感じ。2ゲームを通してMIDのFaker選手の安定感はかなり強かったように思います。一方、ダメージは出ていますがADCのGumayusi選手とJGのOner選手はやや被デスが目立つシーンもあった感じ。ノックアウトステージまでに調子を更に整えてほしいところ。勝利した直後はSUPのKeria選手をはじめ、全選手クールでスンとした雰囲気だったため「あれ?嬉しくないのかな?・・・」とちょっと心配にもなったのですが(↓勝利直後の画像はこちら)

勝利後の挨拶を終えて控室に戻っていくシーンではFaker選手をはじめ、他の選手と笑顔で称え合うようなシーンが垣間見れてちょっと嬉しかったりも。こうしてみるとFaker先取、若いころから笑顔のあどけなさは変わっていないですね。ホッコリしました(笑)

ゲーム全体を見られたい方は下記の公式チャンネルから視聴可能です。
※T1戦は動画のタイムスタンプで6:10:00ぐらいからバンピックが開始します。
ノックアウトステージのブラケットはこんな感じ

スイスステージも最終ラウンドで中国チーム同士の対決があって「おぉ~?」という感じでしたがこのノックアウトステージでも優勝候補の上位に位置するLCK1位のGENと2位のHLEが同ブロックで直接対決します。
そもそもこのブラケットになった背景としては、前提として下記のようなルールがあります。

3-0の全勝抜けの上位2チームが3-2で辛勝通過チームと当たる、というちょっとしたシード効果が付与され、残る3-1チーム×3チームと3-2の1チームがシャッフルで内側の枠で当たる、という感じ。配置はいつものように厳正にくじ引きで決められます。

↑こんな感じにね。

元々の各チーム群はこんな感じだったので、中国チームに対して良い結果が出がちなT1にとってはLCKで上位チームに当たるGENやHLEに当たるよりもかなり良い位置でのスタート、と言えるかもしれません。中国2位のALに勝てば、次は欧州1位のG2か中国3位のTESの勝者と当たり、そこで勝てばもう決勝ですね。一方、反対の山はLCK選出チームが3つもひしめいている上にスイスステージで敗れた、勢いのあるCFOも加えた4チームとなってます。
まあ、こうなった結果の一因としてはGENやHLEが1敗しているからでもあり、運も実力のうちですが、その原因となる勝敗もまた、各チームが自分で積み上げてきたものですので、平等と言えば平等な条件なのですが、いずれにせよ、このブラケットの配置は、T1にとって最高に近い位の良い引きができている気がしています。
ノックアウトステージの日程はこちら

上図はいつものFandomさんからの引用となりますが、準々決勝は10月28日(火)から10月31日(金)まで毎日16時開始のBO5が予定されています。
そして準決勝は11月1日(土)と11月2日(日)の同じく16時開始のBO5、決勝はその1週間後、11月9日(日)の16時開始を予定しています。
LOLのプロシーンの花形でもあり、年間を通して最も大きな大会でもあるWorldsも残すは2週間ほどで決着するということで緊張と共にワクワクが止まりません。個人的にはT1を勿論応援していますが、CFOの躍進やGENのグランドスラムをかけた戦いなどなど、見どころは本当に沢山あって純粋に楽しみです。皆さんも是非、LOLとWorldsを楽しみましょう。