波乱は起きることなくLCKは定常運転

さてさて、先週末はちょっと忙しくてLIVEで試合を見れなかったのですが蓋を開けてみればGen.Gがロウアーファイナルとグランドファイナルをどちらもサクッと勝ってLCK王者となってLCK2025は幕を閉じました。Gen.Gは決して嫌いなチームではないのですが、最近ちょっと勝ちすぎていて面白くないというか、番狂わせが見たいなー、なんて思ってしまう日々です。それもそのはず、Gen.Gの最近のトーナメント結果一覧を見るとコンナカンジデスヨ?↓

LCK2025のRounds1-2以降、MSIやEWC、そして今回のLCK2025シーズンファイナルを獲ったことで本当にほぼ全勝という結果。こうなるとGen.Gは是が非でもWorldsも獲ってグランドスラムを達成したいところ、かと思います。しかしそこはWorldsで急に潜在能力を開放するT1。上図の下から2行目、昨年Worldsの結果を見てもわかりますが、昨年はシーズン中ずっと勝てていなかったT1がWorldsの準決勝では3-1でGen.Gを破り2連覇を達成しています。今年こそWorldsを勝てないGen.Gの汚名を返上&雪辱を果たせるのか、はたまたT1が3連覇を達成するのか、その辺りがLCKファンにとっては見所になる気がします。

Words2025の出場チームリストはこんなかんじ

殆ど知った顔ばかりではありますが、北アメリカのクラウドナインやチームリキッドが居ないのがちょっとだけ寂しい感もあります。この辺りはアメリカリージョン枠の再編で南北アメリカ全土から3チームの選出となっており、2番手にブラジルのVivo Keyd Starsが入り、北アメリカからはFlyQuestと100Thievesの参戦という形となったことで漏れてしまった模様。南アメリカは若くて活力あるプレイヤー&チームがEスポーツシーン全体に流れ込んできている気がしますので、この辺りも時流の流れ、なのかもしれません。

そして、肝心のT1は中国の4位チームvs韓国の4位チームだけで争われるたった1マッチのみのWorlds Play-INステージでIGと鎬を削ることとなります。敵方IGのロースターはこんな感じ。

TheShyやWei、Meikoといった良く知る顔ぶれが見えますが、MIDのRookieはWorldsに出るのはかなり久しぶりのはず。しかもFakerとMID対決するということで絶対負けられない一戦であると同時に、なかなか見所のある一戦になると感じています。

今年のIGはJDGを倒して抜けて来ており仕上がりも上場

これがLPL4位を決めた時の1戦のハイライト切り抜きですが劣勢時や均衡しているときも落ち着いてペースを作り勝ち切っていく流れには熟練プレイヤーの経験値と胆力を感じます。個人的にはT1の対中国チーム戦績の高さなどからそれほど不安視はしていませんが、T1も時々調子を崩して「アレっ?」という負け方をする時がありますので、是非そんなことの無いようにしっかり勝ち切って欲しいですね。Worlds本戦でT1の雄姿を是非見たいです。