FINAL恒例のオープニングとWorldsの歴史云々

今年もオープニングセレモニーは華やかな感じ。数年前のKDAを絡めたド派手なセレモニーとはまた違う様相でしたが、この位しっとりしたものもアリかな?といった感じ。個人的には2022のLil Nas Xのセレモニーが楽曲的には疾走感があって好きでした。こんなの↓ (曲は9:15頃から)カサンテのトンマナと楽曲&アーティストを合わせてたのも秀逸だった感があるんですよね。
気になるFakerの過去のトロフィー数は?

図にすると如何にFakerが突出しているか、が顕著ですがFaker選手は過去にLCK10回、MSI2回、Worldsを5回優勝して来ています。過去のWorldsは2013年、2015年&2016年、そして2023年&2024年といった形で連続でいうと2連覇が最高だったので、今回獲れば前人未到の三連覇で且つ、トータル6回という人間離れした戦績となります。(既に常人離れしている、という話は置いておいて。。。)
Faker選手はその技量もさることながら、ストイック且つ謙虚な姿勢とチームメイトやコーチ陣まで含めた全体への配慮といった人間的な部分でも非常に突出した稀有な選手ですので、是非この偉業を成し遂げて欲しいと思ってます。
GAME1 オリアナ&アジールは永遠に空かなそうな展開

前置きが長くなりましたが、2025年Worlds決勝、いよいよ開幕です。ゲーム1はKTがブルーサイドでウーコンJGを選択。返すT1はMIDタリヤとヴァルスを返し、最終的にはラストピックにTOPアンベッサでバンピックを終えます。
上図で黄色丸で囲っていますがT1側は序盤のバンをすべてBdd選手のMIDに割いており、他方KT側は5バンのうち4バンをSUPのKeria選手に割いているのが印象的でした。オリアナとアジールは双方にとってキーになるピックと言えそうで赤サイドになると必ずこの2つは序盤からバンしている印象です。またBdd選手のヨネとKeria選手のバードもかなり警戒されている印象でした。
T1側の構成はスイスステージのAL対GENを連想させる?
T1側のMIDタリヤとSUPポッピーでオブジェクトをガッツリ押さえていく構成はスイスステージで中国のALが韓国のGENを完封した時の構成と非常に似ています。ウーコンに対してシンジャオを当てるのも見慣れた形。KT側がブラウムRやランブルRでゾーニングにかなり長けたスキルが多いのに対して、射程の長いヴァルスと機動力のあるアンベッサも悪くない構成に見えます。ALの時のようにキッチリKTをコントロールしてオブジェクト軸で試合を支配して欲しい、そんな構成です。
※参考:AL対GEN戦を振り返ってみる
ALの構成と共通しているのはタリヤとポッピーだけですが、TOPにブリンクのある機動力あるチャンプを当て、ADCにポーク系のチャンプを据えるというのも似ているかと思いました。またJGはALのキヤナより今回のT1のシンジャオの方がタンク力高くて安定しそう。

しかし序盤はそんな構成の思惑とは反対に試合が進みます。ヴォイドグラブ×3、ドラ×2、ヘラルド、力の偉業と全てKTが押さえゴールド差も約3K。JGのウーコンにキルが集まっておりJG同士の圧力の掛け合いが成立しないレベルでJG差が生まれてしまいます。オブジェクトファイトに強い構成でこの流れはなかなか苦しい。
そんな流れが大きく変わる転機となったのが18分の3ドラファイト

KTにとっての3つ目のドラゴンをかけた争いの序盤は上図の様に4v4と1v1という構図から始まります。
KT側のランブルのRがクリティカルに入ったように見えたが、、、

アンベッサとタイマンをしていたKTのMIDライズが左上へ身体を寄せ、T1の4人に対して勝負をかけます。先ず上図の左側に居るランブルがT1の4人全員を巻き込むようなRを展開。これでT1サポートのKeria選手のポッピーは瀕死に陥ります。

通常であればここで「T1危ない?」と思うのですが、ここからがWorldsバフのかかったいつもと一味違うT1。瀕死のポッピーはしっかりと生き延びてランブルに対してRを放ち、KT側の人数を先ず4人へと減らします。
そして他方では、JGのシンジャオがRスキルを駆使してKTの残る4人全員を一時的にタンク。敵陣真っただ中で延命しつつCCをしっかり入れて時間を稼ぎます。
これだけ綺麗に形が整うと、後入りして舞うのはアンベッサです。ヴァルスとタリヤがポークを入れつつ追撃する中アンベッサが刈り取る流れとなり、、、

このドラゴンファイトは結局最後にライズが落とされ、キルカウント0-4でT1が勝利。ドラゴンも勝ち取ります。
このファイトの後も同様の集団戦がすぐに起きるのですが、このファイトでゴールド差もある程度埋まり、流れが明確に変わったように感じます。また、ギリギリのファイトでは最後にFaker選手のタリヤが良いところでしっかりと駆け付けて事故が起きないようにコントロール仕切る、そんなムードがサモリフ全体に出てきていたようにも感じます。実際、タリヤやアンベッサは機動力が高いため、フロントがほんの少し、時間を稼げるようになるだけでこの構成の安定感はグッと数段上がります。そういう意味でも、やはりあの3ドラ目のファイトは大きなものとなったのではないでしょうか。

終わってみると、序盤0/2/0で苦しいスタートを切ったDran選手のアンベッサが対面に4.5Kゴールド差をつけて9キルの大キャリー。そして、KDA以上に要所でしっかりと死なずに場を繋ぎ切ったFaker選手のタリヤが光るゲーム1だったように思います。3/0/19で25キル中の22キルに関与しつつノーデスのFaker選手、流石の貫禄でした。
GAME2 KT側は逃げ上手なチャンプ多し

ゲーム2のバンピックは上図のような形。オリアナ、アジール、バードのバンについてはゲーム1と同じ感じです。所感として感じたのはブリンクに長けたレクサイ&エズリアルにWスキルで逃げやすい&射程の長いメル、さらには分身を作って逃げることができるニーコなど、かなりKT側は捕まえずらいチャンプが多そうな印象です。T1側のジャーヴァンのRも刺さる相手が限定されそう。
他方でT1側はKTのJGヴァイのRを基点として問答無用でピックされるシーンもありそうなので、その辺りのキャッチ力の差をT1側がしっかり埋めて行けるかどうか、サイラスが舞えるかどうか、などが気になる構成と感じました。
結論から言うと、、、やはりキャッチ力&CCが足りない結果に。

ゲーム2は大きな見所が少なかったので簡単に。捕まえづらいチャンプの多いKTをT1のOner選手のジャーヴァンとFaker選手のサイラスが必死に捕まえに行く展開が多いのですがどうしても手数が足りず特にMIDのBdd選手のメルを押さえきれません。これは単純にBdd選手がスペーシングやスキル管理などの面で非常に上手くこなしていた、というのも大きいと思います。少なくとも普通の相手であれば、この構成でも今のT1であれば簡単に粉砕していたような気もしますが、相手も今期、Worldsバフがかなりかかっている感の強いKT、しかも経験豊富なBdd選手。しっかりと構成を活かしてキャリーしきった形。最終的にはTOP・JG・MIDの3人で10K差をつける形、特にメルは12キル6アシストの獅子奮迅の活躍でゲーム2をKTが奪取する形となりました。
GAME3 KT側の3タンク構成 ~JGムンドを添えて~

ゲームカウント1-1に持ち込み重要なこのゲーム3のバンピックは上図のような流れ。キーチャンプのバンはやはり徹底されておりオリアナアジールバードは空きません。そんな中、ブルーサイドのT1がユナラが空いているということでユナラ1stピックから入ります。
これに対してKTサイドはアリスター、ムンドとタンクを被せつつ、最終的にはカサンテも追加して3タンクにMIDシンドラという形でバンピックを終えます。
T1も対AL戦で5ゲーム目にムンドを出して勝利しており、今Worldsにおいて重要な局面で何度か目にしてきているムンド。嫌な予感がします。最大体力に比例した割合ダメージを入れられるキャラが必須、ということでT1側のMIDはビクターに。ただ、結論から言うとビクターだけだと足りない、そんな感じのゲームでした。JGがリリアだったり、ADCがカイサだったりするとまた展開は違っていたような気もしますが、しっかりとリリアはバンされていますし、ユナラピックの後に出された構成ということで、これはKT側が上手かった、と言えるかとも思います。
序盤ムンドに3キルが立て続けに入り、不沈艦が出港。。。

3ゲーム目も、細かい見所やドラマは少なめな印象。ただ、見出しにも書いたように、序盤にムンドに3キルが入り防御のコアアイテムが進み、他方で序盤ビクターがデスしてしまって最もダメージソースとなり得るFaker選手のコアが少し遅れてしまった。それが全てだったように思います。
上図のダメージディールグラフを見ても敵がタンク構成なのでどうしてもヴィエゴやユナラはダメージが出しづらい編成だったように感じます。他方、KT側はコーキがポークダメージ、そして少しでもCCが引っかかるとシンドラのバーストダメージで落とされる、という形でT1側にとってリスクとリターンが見合わない遭遇戦を強いられる場面が多かったように思います。

終わってみるとキルカウント23-9。ムンドは7/0/11とあれだけ前線でタンクしながらも一度も死ななかったという、文字通り浮沈艦として仕事を完遂した形となりました。
これでT1側はゲームカウント1-2ともう後が無くなります。しかし個人的な心象なのですが、このT1というチームはこの大舞台で1-2から捲って勝利、というのが物凄く多いチームだと思っています。逆境に強い、と一口で表現しきれない、普通のチームではありえない勝負強さとメンタルタフネスを持ったチームですので、むしろここからのドラマに期待したいところ、、、と思いつつゲーム4のバンピックを待ちます。
GAME4 KT側はMIDのFaker選手に対して4バン

前ゲームの記事にも書いたように、このT1というチームは非常に窮地に強いのですが、その精神的支柱がMIDのFaker選手ということはある種、LOL業界の誰もが理解しているところでもあります。それもあってのMIDに対する4バンという徹底した封じ込め構成。対するT1はヨネバンからパンテオン&ジグスをバン。ノクターンJGのガンクが刺さりづらい相手とノクターンと同様にグローバルULTからガンク&ディスエンゲージ可能なハードCC持ちのパンテオンを削っておいた形でしょうか。
ブルーサイドのT1はカリスタ&レナータとノクターンをピックし、さらにはアニヴィアへと続けます。最終的にはKT側が後出しでTOPモルデカイザーを出してバンピックは終了。
カリスタもノクターンも序盤から強いチャンプですが、序盤コケるとかなり仕事がなくなる印象があるチャンプでもあるため、トランドル&カシオペアといったCC濃い目の構成がちょっと嫌だなぁ、、、と個人的には感じました。ちなみにトランドルもタムケンチもソロQで敵側にきたら個人的にかなり嫌なチャンプです。
ゲーム4は序盤からキル攻勢は少なめの静かな展開。オブジェクトは淡々と進む

ゲーム4は18分前時点でもキルカウントは両陣営併せても8キルとスローな展開。オブジェクトファイトで1~2キルずつKTがキルを拾うものの、しっかりとオブジェクトはT1が押さえる形で進展します。
キル数に4つの差があるものの、ゴールド差には至っておらず、オブジェクト分T1が有利な展開。このゲーム、終始KT側がオブジェクトファイトを嫌がっているような雰囲気にも見えました。アニヴィアの壁とRによってドラゴンピット周りをかなりコントロールされてしまうこと、また、TOPのDran選手のグラガスがかなり縦横無尽に前線を出入りしており戦線を良い形で敷くのに苦労している、といった感じにも見えました。
決着がほぼ着いたのが22分半時点の4ドラファイト
KT側がオブジェクトファイトを嫌がる理由が一目でわかるパラパラ漫画ができたので、数枚画像を張ります。

↑開戦時、アニヴィアの壁とRで思うように動けないまま削られます。

↑ノクターンのRで暗くされている中でグラガスのRでダメージ&位置を強制的にズラされます

↑陣営が崩れたところを更にアニヴィアの壁とRでいじめられます。ピット内に見えるローヘルスはグラガスですが、フォーカスして結構削ったものの、グラガス自身が延命力と機動力に長けたチャンプのため、このまま壁を跨いだり出入りして、T1側のグラガスが死ぬことはありません。

↑ならばアニヴィアを、、、と思ってアニヴィアを止めに良くも壁を張られて逃げられます。しかもアニヴィアは一度キルしても卵で復活するパッシブがあり、パッシブすらまだ剝がせていません。

↑最終的にはドラゴンをしっかり獲得するために犠牲になったJGノクターンだけ落ちましたが、代わりにKT側は5デスという1-5のキルトレードでドラゴンソウルもT1側が押さえます。

↑最後は29分時点、ミッドレーン付近での遭遇戦から0-5のキルトレードでACEとなりそのままENDへ。オブジェクト差、ゴールド差共に最も大きく差のついたゲームだったようにも感じます。構成差もあったと思いますがフィジカル面でT1側にかなり大きなアドバンテージがあったゲームだったようにも見えます。KT側の方が逆に、2-1でリーチという重圧で動きが固くなってしまっていたのかもしれないですね。
GAME5 運命のラストゲーム Faker選手のガリオ出陣

どちらのチームにとっても運命のラストゲーム、バンピックは上図のような形。固定バンは相変わらずといった形でT1側がKTのBdd選手をキッチリとリスペクトしていることが伺えます。
双方の構成を見て印象的なのは、やはりKTのMID、Bdd選手がスモルダーを選択したこと。これに対してT1側はパンテオン+カミール+ガリオという形でレベル6以降確実にピックアップで誰かを落としていく、というような序盤からピックアップ&キル攻勢を仕掛けていく意識を感じます。
特にTOPカミールはかなり攻撃的なピック。Dran選手に対する信頼感も感じました。
バンピックの内容だけでなく、選手たちの表情も印象的でした

↑こちら、スモルダーをピックした時のBdd選手の表情。チームメイト&コーチから「任せたぞ!」とでも言われているのでしょうか。緊張感と共に笑みが出ているのが印象的でした。

↑こちらはラストピックのKeria選手。こちらも同様に笑みが漏れていました。

↑こちらはバンピックの場面ではありませんが、5ゲーム目の直前の控室、バナナをかじっているフェイカー選手。本人もしっかり栄養補給をして心身を整えていますし、同時に、チームメイトが気持ちよくプレイできるように声をかけたり冷静な自分をしっかりと保って見せているようにも見えました。なんというか、このレベルまでくるとLOLも完全にスポーツですね。凄く、ジーンとしたシーンでもありました。(ただ、何も言わずバナナをかじってる画像をアップで持ってくるとちょっと面白いですね(笑)いえ、ウケ狙いではなく本当にちょっと、良いなぁと思ったシーンだったのです。。。)
ゲームは序盤からT1側の積極的なガンクでKTのヨリックを完全に封殺

上の画像はトップレーンでKT側のTOPヨリックに対してパンテオンがフラッシュから確定スタンでガンクを刺した瞬間のもの。この後ヨリックは敢え無くデスします。この画像時点ではカミールがレベル5でまだRを保持していませんが、カミールとパンテオンがレベル6になった以降もこのヨリックへのガンクは延々と刺さり続けます。
スプリットプッシュといって単独でレーンを押してタワーを折るのが仕事のヨリックですが、カミールとパンテオン、そして場合によってはガリオも飛んでくるこの構成では仕事が全くできません。
思惑通りT1側がキルを先行するも17分過ぎに事故が起こる

お互いの陣営にとって2つ目のドラゴンとなるクラウドドラゴンファイトにて、それまでキルを先行して完全に有利を作っていたT1側が視界が悪いKT側陣営で長く戦ってしまったことでやや窮地に陥ります。
キルトレードは2-2でドラゴンはKTが押さえた形。T1側にとって少し具合がわるいのは最もキルを拾っていたカミールとパンテオンのシャットダウンが立て続けにスモルダーに入ってしまったこと。後半のスケーリングが物凄く良いスモルダーに纏まったゴールドが入ったことが少しだけ懸念と言えます。
とはいえ、徹底的なキャッチ構成で積み上げたゴールド差は大きく約6Kゴールド

スモルダーも奮闘し、23分時点でプレイヤー単位のゴールド獲得量はT1のミスフォーチュンとKTのスモルダーがほぼ同水準。しかし、他のロール、特にTOPのヨリックとカミールのゴールド差はこの時点で3K以上あり、全体的に見るとかなり大きな戦力の差が生じています。
また、通常の編成だとエズリアルほどではないまでも、かなりキャッチが難しいスモルダーなのですが今回はパンテオンとカミールが居ることで、最悪、スモルダーだけ物凄く育っていたとしても差し違える形で強引にキルトレードに持ち込むことが可能な構成でもあります。
ラストファイト

最後の戦闘はバロン前の視界争奪戦から。赤丸部分の視界争奪に双方5名ずつ、全員が集まってきています。黄色丸部分はT1のDran選手がテレポートしてきた光の柱が見えています。
ミスフォーチュンのRから開戦。誰もが狙うはBdd選手のスモルダー

5人全員で綺麗にラインを押し上げつつ、撤退しきれていないKT陣営を確認したGumayusi選手が先ずはミスフォーチュンのRで口火を切ります。

そして次の瞬間、ミスフォーチュンを守る立ち位置から視界確保と盾役になっていたKeria選手(黄色丸部分)が緑丸部分、スモルダーに対してレオナRでスタンを入れます。

ヨリックがスモルダーの盾になろうと反転し、スモルダーも一旦下がりつつカイトしながらダメージを出すのですが、次はパンテオンが飛んできて完全に包囲されてこの状態。ストップウォッチでつかの間の延命を図りますが、、、上の図の直後、ノーチラス以外の全員がデスしてしまいます。

そして、最後にミッドレーンまで逃げたノーチラスをカミールがRで仕留めてACE。そのままゲームENDに至りました。
T1前人未到の3連覇 合計6度目の優勝

↑試合後、壇上へ上がると観客の大きな歓声が。

選手5人で(この後コーチも含めて)優勝カップを手に、健闘をたたえ合います。
MVPはADCのGumayusi選手

MVPのトロフィーを渡されて喜ぶGumayusi選手。チームメイトも納得の活躍を見せてくれたのではないかと思います。

選手同士、本当にちょっとホンワカと言いますか、良い感じの雰囲気でプレイしやすい環境と空気が整っているのを感じました。この空気を作り出していることこそが、大舞台で強いT1の強さの秘訣なのではないでしょうか。
長い記事になってしまいましたが、何はともあれT1の皆さん本当におめでとう!そしてKTの方々も、本当に強かったです。というか、BddかFakerのアジール是非見たかったな。まあそれはまた来期にでも期待。素晴らしい試合の数々をありがとう、と伝えたい気持ちで一杯です。