BO3の1本目はDKが先行

↑1本目はDKが快勝。
ShowMakerのオリアナとLucidのジャーヴァン4で確実に森の中のファイトを掌握する形でSmashのカイサにキルを集めて盤石の勝利。レーン戦から有利を作りたいBotのエズカルマも完全に押さえられた形でKT側のやりたいゲームを全くさせてもらえない流れのまま終わったため「お、これはKTもいよいよ黒星着くのか?」と思わせる一本目でした。
しかし2本目でしっかりと軌道修正しKTも対応してきます。

↑2本目の最終盤の1シーンがこちら。
キル差とドラゴン差こそ大きいものの、ゴールド差は終始あまりない状態で見た目以上に接戦の場面が多かった一戦。この最後の場面もKTがエルダードラゴンバフを持ってバロンを押さえに行く中で、DKのLucidがリーシンでバロンをスティールし、エルダーバフ対バロンバフでのベース攻防など最後まで目が離せない展開でした。
ただ、今期のKTはADCのAiming選手が後半しっかりとキャリーしてくれる流れがとても強いため、この試合も序盤からアッシュ&セラフィーンでWinレーンをキッチリ作ることができたKT側が狙い通りにWinゲームを決めた試合だったとも言えます。
3本目はお互いTOPに攻撃的なチャンプを配置しての決戦

バンピックが終わった時点でお互いのTOPがナフィーリ vs ヴァルスと、ソロQではあまり見たくないチャンプ同士の対面だったのが印象的でしたが、どちらかというと勝負の行く末を決めそうなのはBOTレーンのキャリー対決と思って見ていました。KT側のユナラ&ルルが序盤から流れを作っていけるのかDK側のアフェリオスがしっかりとスケールしてゲームを掌握していくのか、MIDレーナーはいずれも機動力に長けるユーティリティ系のチャンプが配置されているため、BOTレーンをどう作っていけるか、が重要な一戦と言えそうです。
序盤はDK側がキルを先行。アフェリオス&ヴァルスがいずれも装備を進めて行きます。

DK側としては欲しいキルが欲しいプレイヤーに集まっている形でしっかりとゴールド有利も作れていたため、正直「これはDK側が勝つのでは?」と思って見ていました。

↑流れが大きく変わったのは27分のドラゴン前のこの集団戦。
キーになったのはMIDのBdd選手のアーリでした。アーリの機動力を活かして重要なシーンで的確にチャームを当てつつアグロを引いたり切ったりを繰り返し、キャリー陣が仕事が出来る場面をしっかりと作り出していました。
やはり好調なチームはMIDレーナーの支配力が非常に高いということを実感した場面。今期のKTの好調の背景にはMIDのBdd選手の安定したパフォーマンスが確実に影響している、と感じました。このファイトは結局3-0のキルトレードでKTが制してドラゴンもその後ゆっくり奪取。

↑その後も試合は最後までゴールド僅差のまま緊迫した展開が進みます。上図は最後の集団戦の中盤。
DKのアンベッサが落とされTFもこのゾーニャの直後に落とされる形でそのまま5対3からENDの流れとなります。この集団戦自体でもBdd選手はキッチリ仕事をしていますが、大きな勝因はこの集団戦の直前、レッドサイドの森の中でBddのアーリがULTからヴァルスのフラッシュ&イグゾースト、そしてウルトをすべて吐かせていたのが大きかったと思います。

↑このシーン。
集団戦で気を付けなくてはいけない範囲CCを持っているヴァルスのサモナースペルを全て落としたことで最後の集団戦でDKサイドが取れる重要なカードを一枚落としていたことが決定的な要因となったように思います。

最後の試合のダメージディール量は上図の通り。序盤やや苦しんでいたユナラでしたが、しっかり仕事をできるようにチーム全体で試合をドミネイトした結果のダメージ量かと思います。やはり勢いに乗っているチームは集団戦の押し引き、ゲームメイクのメリハリが共に上手いですね。
おまけ:カメラを振られたBdd選手の控えめなポージング

LCKでは勝利者チームにカメラが寄って行って「何かポーズ取ってよ!」といった空気で1人1人映していく場面があるのですが、Bdd選手は照れ臭そうにサムズアップだけ一瞬していました。冒頭画像のPerfect選手の様にムードメーカー&面白キャラが派手なポーズを取ってくれることも多いLCKですが、KTは皆奥ゆかしくて照れ臭そうにしているプレイヤーが多いのが印象的でした(笑)