HLEとT1の対決はHLEが制しEWCへの出場権も今年はHLEに

LCK2026シーズン序盤、4強の混戦を制してTOP2に入ったのはHLEとT1。元T1のZeusとGumayushi属するHLEとT1による決勝戦、残念ながらT1は破れて2位決定戦に進むこととなりました。これによって優勝チームに与えられるサウジアラビアの大きな国際大会Eスポーツワールドカップの韓国代表枠も自動的にHLEのモノに。このEスポーツワールドカップはこれまでGENとT1と開催から2年連続でLCK代表が優勝しているため、HLEとしては是非ここで自分達も優勝したいと考えていることと思われます。
HLE vs T1戦のVODはこちら
面白い場面も多い試合でしたがADCの安定感が両チームでやはり大きく違った印象。(勿論それだけが要因ではありませんが。。。)Peyz選手は良い場面と悪い場面の幅が非常に大きいプレイヤーと感じました。ただ、これはT1としてのチーム練習の中で練度が上がって行けば安定していく可能性もあるのではないかと思います。上振れした状態で安定したら非常に頼もしい存在になる可能性も高い気もしますし、期待したいところ。
T1 vs GENのVODはこちら
そしてMSI最終枠を決めるT1とGENの対戦がこちら。T1ファンとしてではなくイチLCKファンとして見るならば、期せずしてこの好カードをMSI代表枠を決めるというギリギリの場面で見ることができるのは少し嬉しくも感じる一戦でした。試合内容の方はT1ファンからすると非常にエキサイティングで面白い展開が多かったので是非フルで見て欲しい対戦。特に昨年のGENの安定感を知っているファン層からすると「この流れはGENで決まりそうだな、、、」と進んでいるゲームで要所の集団戦をT1がミラクルに制して一気に試合を畳む、的な流れが数回あり、今年のT1の瞬発力の高さが伺える対戦だったように思います。こうしてみると今期のT1に求められるのはこの爆発力を維持しつつ、安定感やポカミスを減らしていくという地道な練度UPなのかな、と。いずれにせよGENをねじ伏せる爆発力のあるT1の戦いは昨年までと一味違っている感もあり新鮮でした。(昨年もWorldsは制してるんですけどね、、、MSIやLCKではやられていた印象が強かったため)
MSI出場チームは大体見知った面々

各リージョンの結果も出揃って、MSIのノックアウト選出は上図の上半分の7チーム、下の4チームがプレイイン(予選みたいなもの)となります。ただ、Worlds覇者でもあるT1がEMEAやNA、LCPのチームとプレイインを争うのは他のチームからするとちょっと可哀そうな気も、、、恐らくプレイインは危なげなくT1が制してくれることと思います。
公式によるMSI大会形式の説明動画はこちら
個人的にはこういう大会形式やスケジュールをサクッと伝える動画は日本語でローカライズされたものも同時で出して欲しいところなんですが、、、昨今のLOLは配信者界隈は賑わっているとはいえ、こうした競技シーン周りは逆に日本は冷え込んでいる感もやはり感じてしまいます。まぁ、メディアはプレイヤーや視聴者が求めているモノに合わせて最適化されていくので、今の日本サーバにおいては今の温度感がきっと合っているのでしょう。それもまたEスポーツ、なので良きと思います。
最後に少しマイナーな2チームを紹介
NA代表:LYON

KRプレイヤーを基点に安定したマクロを得意とするチームといった印象。NAだと一段抜けている感がありました。詳細は下の動画を軽く見て頂くと温度感は伝わるかなと。他のメジャーリージョンを食えるかどうか、というと難しい面もありますがNA代表もここまでカッチリとレベルが上がってきているのは喜ばしいことと思います。
ブラジル代表:FURIA

個人的には一番のダークホースと思って見ているのが南米代表のFURIAです。日本のプレイヤーや配信者の方で「南米なんて日本より弱いでしょ、しょうもない、、、」と言っている人が居たので私はこっそりとですが「そんなことないですよ!」と(小さい声で)言いたい。以前MSI2024でもLOUDというチームが南米代表で出ていましたが中国のTESやベトナムのGAMに負けてこそしまったものの、日本チームよりも高い水準で戦っていた認識です。何よりも、KRヘルパー無しで本国プレイヤー5人で戦っていくスタイルに熱いものを感じてしまう。このFURIAも上図を見て頂くと解るようにブラジルプレイヤー×5の構成ですが時にはEUの古豪G2と肉薄するくらいのプレイを見せています。ブレ幅は大きいチームとは思いますがMSIでも是非頑張ってほしいところ。(以下にて、G2と良い試合をした時の動画を参考動画として掲出させて頂きます。)